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Take Five(5分の休憩)

2024 コスタリカマイクロロットプロジェクト

2024年もマイクロロットプロジェクトで生まれたコーヒーをお届けします!


タリーズコーヒーが生産者の想いと共にお届けする特別なコーヒー『マイクロロットプロジェクト』

昨年の記事でもご紹介したこのプロジェクトのコーヒーが、今年もタリーズに届きました✨

今回は、『マイクロロットプロジェクト』の取り組みを改めてご紹介しながら、今年登場する注目のコーヒーについて詳しく深掘りしていきます!


『マイクロロットプロジェクト』は生産者の顔が見える!

「○○さんが作ったコーヒー豆」


スーパーで「〇〇さんが作りました!」「生産者の〇〇さんです!」と、生産者の写真や名前が紹介されている野菜や果物を見かけたことはありませんか?

実は、タリーズコーヒーでも「〇〇さんの農園が作りました!」といった形でコーヒーを紹介しているプロジェクトがあります。それが『マイクロロットプロジェクト』です✨

この『マイクロロットプロジェクト』は、コスタリカの高品質な「ドータ農協」のコーヒーを使用し、その中でも際立った個性や特徴をそのままお客様にお届けする取り組みです。

タリーズは2008年からドータ農協と連携してこのプロジェクトをスタートし、2024年現在までに17回実施してきました。

今回販売される「2024 コスタリカ マイクロロット 金賞」は、金賞を受賞した特別なコーヒーを全国7つのエリアに分け、それぞれ異なる商品としてご提供します!

※「マイクロロット」とは、ごく小規模で生産された製品単位を指します。


コスタリカ現地でのレポートをお届けします!


タリーズのバイヤーが実際に訪れたコスタリカの様子をお届けします!

まずこちらの写真は山の上にあるドータ農協に加盟する生産者の農園から見下ろしたドータの街の様子です!

ここはドータの町。標高は1500mほど!農園近くは豊かな自然環境が広がります。
コーヒー農園の中に入り、実際のコーヒーの木になっているコーヒーチェリーです。赤く熟したコーヒーチェリーが実っています。
収穫されたコーヒー豆 とてもきれいな色合いですね!
収穫されたコーヒーチェリーは天日干しを行い、様々な工程を経て店舗へ届きます

御宅訪問 ドータに加盟する生産者 ルぺさんのお宅へ!


今回は女性生産者の1人である通称ルぺさんのお宅にタリーズのフェローが訪問をさせていただきました!

生産者のルぺさん(右)と旦那様(左)にご案内いただきます!

標高約1700mに位置する農園。そこには自宅を囲むようにたくさんのコーヒーの木が植えられています。細い通路が木々の間を縫うように伸びていて、コーヒーの枝をかき分けながら進むのはちょっとした冒険気分です!

 

訪れたのは、収穫が終わった直後の時期。コーヒーの木には花が咲いた後の痕跡が残っていて、「次のクロップはどんな風になるのかな?」とワクワクする気配が漂っていました。

農園のオーナーさんからは、収穫の方法やコーヒー作りのこだわりを教えていただきながら、じっくりと農園を見学。コーヒー豆が生まれる場所を実際に歩いてみると、その奥深さや情熱がひしひしと伝わってきます!

出来たばかりのベイビーチェリー、来年の収穫が楽しみですね!

農園を見学後、ご自宅でご馳走になったのが「Agua de sapo」というジュース。名前を聞いて「知ってる!」という方、ぜひコメントお待ちしています😊

 

一口飲むと、さっぱりとした甘さが心地よく、疲れが一気に吹き飛びます。このジュースは農園ではよく飲まれているそうで、働いている方々や、今日のように訪問者が来たときに振る舞われる定番ドリンクなんだとか。サトウキビ、レモン、お水で作られていて、とてもシンプルだけど驚くほど美味しいんです!

ちなみに、「Agua de sapo」という名前はスペイン語で「カエルの水」という意味。どうしてこの名前なのかははっきりしていないようですが、名前だけ聞くと少しびっくりしてしまいますよね(笑)。でも、そんなインパクトのある名前とは裏腹に、爽やかで優しい味わいが魅力の一杯でした。

農園ならではの特別な飲み物を体験できて、なんだか嬉しい気持ちになりました!

カエル水こと「Agua de sapo」

ドータ農協で働くメンバーの多くは、実家がコーヒー農園だったり、幼いころからコーヒーが生活の一部にあった人たち。そんな彼らと一緒にいただいたのが、なんともユニークな「バナナの皮に包まれたランチ」です!

バナナの皮に包まれたランチをいただきました!

名前の通り、バナナの皮を使ってランチを包むというスタイル。まだプラスチック容器や便利なケースが普及していなかった時代には、こうしてバナナの皮に包んで持ち歩くのが当たり前だったそうです。

気になる中身です!食べてみたいですね~!

中身は、トルティーヤ、豆、チキン、そしてバナナなど、コスタリカでよく親しまれるメニューが詰まっています。農園の木陰に座り、足の上に広げていただくそのスタイルは、どこか特別感がありました。食べ終わったらそのまま木陰で寝そべってひと休み。日中の太陽は強烈だけど、木陰は驚くほど涼しく、シェードツリーに守られているコーヒーの木の気持ちが少しわかる気がしました。

シェードツリーと呼ばれる背の高い木々がコーヒーを陽射しから守ってくれます!

ランチの時間には、メンバーが「小さいころこうやってよく食べた」と話してくれたり、昔遊んだ「バナナの花に石を当てるゲーム」の話を聞いたりして、ほっこりしたひとときに。自然の中で、昔ながらの生活に触れる体験がとても新鮮で心温まるものでした。


マイクロロット選定の様子もおとどけ!


それでは、タリーズのバイヤーが現地でコーヒーの選定にかかわった様子をお届けします!

タリーズのバイヤーが真剣に選定しています
どのコーヒーも個性的な味わいが広がります
ドータ農協のメンバーと
マイクロロットプロジェクトに参加する皆様と集合写真

今年販売しているラインナップをご紹介します!


今年のマイクロロットプロジェクトのラインナップです!各ロットごとの味わいがことなり、生産者のフィロソフィー(哲学)を感じつつ、小さな地区による環境の差から生まれる味わいや、様々な精製方法による違いが生まれ、個性的な味わいをお楽しみください。

<商品詳細>

【北海道・東北エリア】 Coope.Dota コーペ ドータ
[精製方法] ウォッシュド
[テイスティングワード]  Floral,Sweet,Caramel
華やかな風味とすっきりとした口あたりが感じられます。カラメルのような香ばしさが特徴です。

 

【関東エリア】 Santa Maria / El Rincon サンタ マリア/エル リンコン
[精製方法] フーリーウォッシュド
[テイスティングワード] Bright,Sweet,Complex
すっきり感と華やかさが複雑に重なり合う風味、明るくジューシーな酸味が絶妙なバランスです。

 

【神奈川エリア】 Calle Vieja Copey カジェ ヴィエハ コペイ
[精製方法] フーリーウォッシュド
[テイスティングワード] Sweet,Orange,Smooth
まろやかでなめらかな口あたり、まるでオレンジやライムのようなシトラス系の風味が特徴です。

 

【中部エリア】 El Quemado / Bandera エル ケマド/バンデラ

[精製方法] フーリーウォッシュド
[テイスティングワード] Bright,Sweet,Cherry
まろやかでバランスが良く、すっきりとした酸味と、さくらんぼのような甘みが感じられます。

 

【関西エリア】 Las Nubes ラス ヌべス
[精製方法] パルプドナチュラル
[テイスティングワード] Brisk,Sweet,Apricot
アプリコットのような風味とまろやかさ、フルーティで爽やかな味わいが口いっぱいに広がります。

 

【中国・四国エリア】 Calle Copey カジェ コペイ
[精製方法] フーリーウォッシュド
[テイスティングワード] Juicy,Sweet,Balanced
はちみつやシトラスのような風味と果実感あふれるジューシーな甘みが特徴。バランスの良い味わいです。

 

【九州・沖縄エリア】 Coope.Dota コーペ ドータ
[精製方法] パルプドナチュラル
[テイスティングワード] Sweet,Grape,Balanced
程よいコクとフルーティ感が調和され、まるでグレープのような華やかな風味が口に含んだ瞬間に広がります。

 

■コーヒーマスター在籍店舗限定コーヒー

タリーズコーヒーの中で一部のフェローが持っている「コーヒーマスター」が在籍している店舗のみの限定商品もあります!

気になる販売店舗はこちらからご確認ください。

「コーヒーマスター限定2024 コスタリカ マイクロロット 金賞」 1,350円(税込)/150g
【ロット名称】 プロヴィデンシア
[精製方法] ナチュラル 
[テイスティングワード] Rich,Velvety,Plum
カラメルのような香ばしさと、まるでチェリーやプラムのようなフレーバー。
口に含んだ瞬間に豊かな香りが広がります。上質な口あたりと長く続く余韻をお楽しみください。

 

 

※コーヒーマスターとは・・・コーヒーに関するあらゆることに精通し、高度な抽出技術や知識をもつ社内資格を持ったフェロー(従業員)です。 

 


番外編 タリーズ バリスタコンテスト


こちらの記事でもご紹介しているタリーズバリスタコンテストですが、実はドータ農協の生産者の方に来ていただいていました✨

 

タリーズでバリスタがどのようにコーヒーを淹れ、お客様に提供しているかをご覧いただける貴重な機会となりました。また、生産者の方々が日本を訪れること自体がとても特別な機会であり、タリーズフェローと生産者の双方にとって、有意義な時間を共有する場となりました😄

 

左側の女性はドータ農協に加盟する生産者の一人です。初めて日本を訪れましたが、ドータの町とは異なる東京の街にびっくりされていたようです。

実際に毎日農園を歩き、木の状態を確認し、日々コーヒーと向き合う生産者にとってお店で商品が並ぶ様子やタリーズのフェローとお話が出来たことにとても感動されていました✨


最後までご覧いただきありがとうございました✨

今年も『マイクロロットプロジェクト』から、たくさんの人々の想いが込められた「2024 コスタリカ マイクロロット」コーヒーが登場しています。完熟した赤い果実100%による甘み豊かな味わいで、全国7エリアで異なる個性と特徴をお楽しみいただけます。店頭で見かけた際は、ぜひ手に取ってご覧ください😄

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4 件の返信 (新着順)
翼が欲しい虎
2024/12/19 17:22

素晴らしいですね。

yasrinjp バッジ画像
2024/12/19 15:19

ええと、ランチの写真。
おはぎをたまごの巾着で包んだもの(包んでないけど)といった感じに見えますが、どうなんでしょう。味が気になる…

ジーコ
2024/12/19 12:02

今年も美味しい珈琲が飲める幸せを届けていただきありがとうございます
各エリアの特徴ある珈琲も飲んでみたいです

オブリ
2024/12/19 11:05

ドータ農協に加盟する生産者の皆様
お疲れさまです。
自然の中で、生産されている様子が
知れて、有難いと実感します。

それにしても「カエルの水」…って
摩訶不思議なネーミングですね。