2024/06/17 11:59
毎年6月、息子の心臓の検査のために病院へ通います。息子は2歳で川崎病を患い3週間の入院しました。その際、心臓に疾患があることがわかりました。現在は健康に毎日を過ごしているものの、検査の日が近づくと「今年も異常がないだろうか」と心がざわつきます。年に一度訪れる病院は、広いロビーの奥にタリーズがあります。
検査が始まると、私は毎回祈りながら子どもを見守ります。息子すっかり検査に持慣れ、驚くほど落ち着いていて緊張する様子も見せません。医師が慎重に結果を確認し、私たちに「問題ありません」の一言を伝えてくれる瞬間、何物にも代えがたい安心感と喜びが胸に広がります。
検査が終わると、ご褒美を兼ねてタリーズに向かいます。私はカフェオレ、息子はスワークルなどその年限定のメニューを楽しみます。コーヒーの香りに包まれながら健康を祝う時間は毎年恒例となりつつあります。子どもの健やかな成長に喜びを感じ、家族が一緒に過ごせる日々のありがたさを噛みしめるひとときです。