2024/10/24 21:49
複合商用施設には罰則が有り、違反すると違反金を請求されます。
その1つに「フランス落とし未施錠」というものが有ります。
フランス落としとは、両開き扉や親子扉の片方を固定する戸締まり金具です。扉や窓枠に浅く彫り込んで取り付けて、閉じた状態で棒状の金具を落とし込んでロックします。
フランス落としという名前の由来は、洋風建築の「フランス窓」に付けた「落とし金具」であることに由来しています。フランス窓は、ガラス入りの二枚の開き扉で、テラスやバルコニーに出入りする部分に取り付けられていました。日本では敷地が狭いことから、引き戸や引き違いサッシが普及したため、フランス窓はあまり使われていませんでした。しかし、開きをする玄関ドアなどの構造が似ていることから、その金具を「フランス落とし」と呼ぶようになったようです。
フランス落としは、扉を開いたまま固定する事も出来る為、様々な方法で固定する事が出来ます。また、シャフトの先端に軟質樹脂チューブを覆せているので、ガタつきによる音鳴りの発生を防止する事も出来ます。
施設の閉館時に何故フランス落とし未施錠が問題に成るのでしょうか?
それは、扉を施錠してもフランス落としが未施錠だと簡単に開いてしまうからです。
閉店閉館作業中の店員さんに何度注意した事やら!
彼等にはどうでも良い事かも知れないですね。
困るのは施設を守る僕なんです。
タリーズさんも頼みますね!
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投稿を表示私も施錠名が「フランス落とし」と言うの初めて知りました
以前にある会社の受付に入ろうとして正に今回の状態で施錠されていたのに開いてしまい警報が鳴って警備員が来ることになりました。あの時は焦りました。ちゃんと施錠してほしいと思いました
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投稿を表示扉の側面に付いている、この金具を『フランス落とし』と言うのですね、初めて知りました🙂
太極拳を習っている体育館の入口が親子扉で、夏場は風を通すために毎回、上下二カ所に付いている『フランス落とし』のロックを解除してました🙋 金具の名前を知ると微妙に親近感が湧くものですね😊
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投稿を表示あるお店からクレーム。
施設マネージメントオフィスから通達が有りました。
点検者は僕でした。
フランス落とし未施錠を報告したのですが、最終退出者は店長で、間違いなく施錠したとの事。
確かに扉の鍵は施錠されて居て問題ありませんでした。
しかし、フランス落とし未施錠の為に扉を引くと開きました。
これを納得して頂くのに四苦八苦しました。
これは罠だと睨まれました。
その後暫く店長と上手く行きませんでした。
発見者が何か特典を得られる事は有りませんから、本当はウインウインでやりたいのです。
以後、店長に口頭で注意して報告に上げない様に努力しました。
確かに、やろうと思えば簡単に罠にハメる事が出来るので正義を守る人で無ければ、やってはいけない仕事です。
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