2024/06/26 10:34
大阪で一人暮らしをしていた独身の頃も、結婚して東京に来てからも、通勤ルート上にはタリーズがあった。タリーズには、色んな思い出が詰まっている。
大事な仕事の日に早起きしてタリーズでモーニングしたこと。
仕事がつらい時に同期とお茶しながら話を聞いてもらったこと。
出産を経て、子ども達が赤ちゃんの頃は、「一人で大好きなタリーズに行く」ことが何よりのご褒美だった。子どもたちが2歳、3歳と成長しても、タリーズには一人でゆっくり行きたい気持ちが勝ってしまっていた。
なのでやっと子ども達が幼稚園に入った頃、わたしはようやく知ったのだ。
タリーズキッズメニューの存在を。
今やすっかりタリーズびいきになった我が子たちにキッズ T'sアイスを、自分に通常のT'sアイスを注文する。
それが日によってキッズココアとハニーミルクラテだったりするわけだけれど、子ども達はもう注意しなくてもちゃんと座っていられるし、自分で上手に飲んだり食べたりできる。
わたしは自分の注文したものをきちんと味わえる。
美味しいドリンクと、心地良い空間と、そこで感じる我が子達の成長。
ああ、この時間は、ご褒美だ。
間違いなく、ご褒美だ。