なんでも写真館

先月のことですが、1年半ぶりに歌舞伎座で歌舞伎を観ました！この日は時間の都合で幕見で観劇しました。幕見席は、今は観に行く日の前日の正午から買える席のことで、例えば夜の部の妹背山婦女庭訓の太宰府館花渡しの段だけ、とか吉野川の段だけ、とか他の場面と組み合わせて、など色々な買い方ができる方法で、今回私は夜の部最後の演目の「勧進帳」を観ました。もしかしたら、この「勧進帳」を音楽の授業や国語の授業で触れたことのある方もいらっしゃるかもしれませんね！

勧進帳のざっくりとしたあらすじ。

兄・頼朝の怒りを買った義経は家来達とともに兄の追手から流れるために、山伏に扮して関所を通過しようとしますが、富樫という関所の偉い人が、義経一行が山伏に扮しているとの情報を受け、義経たちを通すまいと詮議します。機転を効かせた義経の家来・弁慶が、偽の勧進帳を読み上げ、富樫と激しい問答を繰り広げ、なんとか関所を通過しようとしますが…

というお話。

音楽の授業で習ったこの演目を生で観るのは初めてで、ようやく勧進帳を生で観れたことが本当に嬉しかったです！松本幸四郎さん演じる弁慶が勇ましさとユーモラスを兼ね備えてとてもカッコいい弁慶でしたし、尾上菊之助さん演じる富樫左衛門がこの上なく美しく、また弁慶に詰め寄るところの弁慶と富樫の問答が激しい近接戦のようで、本当に感動しました！

さて、今回の写真は、幕見観劇を始める前に歌舞伎座地下のタリーズにお邪魔して、そこで作っていただいたソイカプチーノの隈取です。店内が混んでいたので外で飲みました♪

この時作ってくださった店員さんが、ソイカプチーノで模様を作るのが初めてだったのか、他の店員さんに方法を確認したり、無事に模様がうまくできて「おおっ！」と感動の声をあげていたりで、とっても微笑ましかったです☺️

次に歌舞伎座に行けるのは、早くて来年の三月なので、今からまたワクワクした気持ちを溜めていこうと思います♪